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【ガン保険で未支給】死亡保険金や入院保障が満額出ない。全く支給されないケースも。

ガン保険に加入している人、死亡や入院することで保険金が必ずでると思っていませんか?ここに大きな落とし穴があります。

ガン保険に加入していても癌による死亡や入院の保険がもらえない場合が多くあります。私の母親もそうでした。

今や、日本人の「2人に1人」「3人に2人」はガンになると言われています。ガン保険に加入している人も多いと思います。

私が嫌いな自称保険コンサルタントの後田亨氏は「保険は入らなくてよい」といった過剰なタイトルで、無理やり読者の興味を引こうと意味不明な保険不要論を唱えていますが、このような極論を言ってしまう人は危険です。

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保険会社に手数料取られていることが分かっていても保険に加入する必要がある場合もあります。もし、掛け捨ての保険であれば毎月の金額は大したことなく家計の負担も少なく済みます。

万が一に備えて加入するのが保険です。長期でガン入院したり、万が一の場合に備えてガン保険に加入しましょう。特に、先進医療特約をつけておくことで、保険が適用とならないガン治療もできます。

目次

実はガンで死亡した場合、死亡保障金が満額出る場合は殆どありません

最近のガン保険は、死亡保障がついている保険商品が少なくなりました。

一昔前に加入したガン保険であれば、ガンにより死亡した場合には、保険金が多くでる商品が一般的でした。昔のガン保険の契約であれば、癌で死亡した場合には50万円だったり100万円だったりが死亡後に給付される保障内容が多くありました。

しかし、最近のがん保険は保障内容に注意が必要です。癌による死亡で保険金がでるケースは、癌が直接の原因で死亡した場合だけ適用となることに注意が必要です。実は、癌に罹患している人が最後亡くなられるときの原因は癌ではないのです。

癌に罹患して死亡した場合の医師の書く死因は「癌」にならない

ガン保険に加入していて死亡した場合に、死亡保障を請求する場合は医師からもらう死亡診断書を保険会社に送付する必要があります。

死亡診断書は入院先の病院で先生が亡くなった日に書いてくれる書類です。死亡診断書には死因の欄があります。ここには直接の原因を書く欄のほかに、直接の原因となりえた原因・理由を書く欄が3つ用意されています。

先生が死亡診断書の「4つ欄」のうち、一番上に書く原因が「直接の原因」となります。これが非常に重要となります。残りの3つの理由は死亡に間接的に関連した理由を書きます。

ガンに羅漢して入院して亡くなっても「ガンでは死亡」にならない

癌に罹患した場合に「癌が直接の原因」で亡くなるのは4人に1人と言われています。たったの25%です。

ほとんどが、癌で亡くなる最後は「心筋梗塞、脳内出血、心不全、呼吸不全、多臓器不全、肺炎」の理由で亡くなります。従って直接の原因の欄は、「心不全や呼吸不全や肺炎」のような理由が書かれて、第2の原因以降に先生が書かれるのが「癌」による死因となります。

明らかに癌に罹患して亡くなったように見えますが、他の理由で亡くなったことになります。

癌による直接の死因でない場合には、殆どのケースがガン保険から保険金が支給されません。仮にガン保険の保険金が出たしても満額とはなりません。

遺族からすれば、ガン保険による死亡の給付がでないため「ガンになって入院したのに何故?」「何のためのガン保険なのか?」と思うでしょう。

医師に診断書を書き直してもらうことは出来ません

医師が書くのであれば、医師にお願いして理由を変えてもらえないでしょうか。

診断書を先生にこちらからの提言で、書き直してもらったりして医師が変更すると、医師法違反になる可能性があります。

先生もガン保険が支給されるかどうかに死亡診断書が大きく影響することが分かって書いています。ここはどんなにクレームをしても内容を変えてはくれません。

私の親族がガンで亡くなったときには、直接の死因の欄は「癌による」と先生が記載してくれたので、死亡保証金が保険会社から満額支給されました。

ガンによる「入院保障」も直接ガンの治療目的で入院した場合にのみ適用されます

癌に罹患して入院した場合の入院保障についても注意が必要です。ガンを直接治療する目的で入院した場合にのみ入院保障がされます。

ガンの治療とは具体的には放射線、抗がん剤、手術等になるため、癌が原因で体調が優れない理由だけでは入院した場合には入院保障がされません。ガン保険は上記のことからも、ガン保険には死亡保障や入院保障はあまり期待できません。

これらの理由からもガン保険を選ぶなら一番良いのは<、ガンと診断されたら給付がでる「一時金タイプ」が私は一番良いと思います。

私が一番おすすめしたいガン保険は以下のベストゴールドです。私も嫁もこのガン保険でいざという時に備えています。

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古いガン保険は特に注意が必要。癌が対象外となるケースも。

20年前、30年前に契約をしたガン保険の場合には、特に注意が必要です。

いざ、ガンに罹患したといって保険会社に確認すると「保険の対象外」と言われるケースが多くあるようです。医療保険やガン保険については技術の進歩もあり保険内容が現在の実態には合わないケースが多くあります。

ガン保険は、40代のうちに1度見直すのも良いと思います。掛け捨てであれば、40代であれば、それほど大きな負担とはなりません。ガン保険は一時金支給型、先進医療の特約が付いている保険を中心に選びましょう。

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ブログ歴15年
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