新潟の街の発展を心待ちにしている地元民です。今回は、長年噂されてきたコストコとアウトレットモールの新潟進出に加え、妙高高原での大規模リゾート開発計画まで、新潟県の大型開発に関する最新情報を書いていきます。
コストコ出店の可能性
鳥屋野潟南部地区への出店計画
2024年9月、新潟市が公開した都市計画案で、62,600㎡の敷地に「ガソリンスタンドを併設した国内外に店舗を展開している卸売・小売チェーン」の出店が予定されていることが明らかになりました。これはコストコを指している可能性が高く、期待が高まっています。
加茂市への出店計画も
新潟県加茂市への出店計画も浮上しています。市議会の資料でも検討されていることが明らかになっていますが、実現するとしても早くて2027年頃になると予想されています。
新潟に今まであったアウトレットモール出店計画
新発田市・聖籠町構想
新発田市や聖籠町へのアウトレットモール出店が噂されています。北陸自動車道や日本海東北自動車道へのアクセスの良さから、これらの地域が候補地として挙がっています。
妙高市の大規模商業施設計画
妙高市では、道の駅「あらい」周辺に大規模商業施設を誘致する計画が進行中です。約30ヘクタールの広大な敷地に、アウトレットモールや大型商業施設の誘致を目指しています。
妙高高原の世界級リゾート開発計画
さらに、妙高高原地域で外資による大規模なリゾート開発計画が進行中です。
開発計画の概要
- 投資主体:シンガポールと東京に拠点を置く外資系不動産投資ファンド「ペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)」
- 投資規模:約2000億円
- 開発目標:世界レベルのオールシーズンマウンテンリゾート
- 第1段階の完成予定:2028年末
開発の詳細
PCGは妙高杉ノ原スキー場の駐車場に高級ホテルを建設する予定です。さらに、以下の施設も計画されています:
- 商業施設(アパレルブランドなど)
- ホテル従業員用住宅
- 飲食店
- レジャー施設
この開発は、インバウンド観光客や世界の富裕層をターゲットにしています。
開発の背景
PCGのCEOであるケン・チャン氏は、妙高の優れたアクセスと豊かな自然、良質な雪を高く評価しています。特にオーストラリアからの観光客に人気があることも、この開発計画の背景にあります。
新潟の商業施設の現状
新潟県には依然として以下の大型商業施設がありません:
- コストコ
- IKEA
- 大型アウトレットモール
- 東急ハンズ
- ポケモンセンター
これらの施設がないことで、県外への消費流出が課題となっています。
アウトレットおよび大型リゾートの今後の展望
新潟県の経済発展のためには、大型商業施設の誘致や観光資源の開発が重要です。コストコやアウトレットモールの出店、さらには妙高高原での世界級リゾート開発が実現すれば、雇用創出や経済効果が大いに期待できます。
特に、妙高市の大規模商業施設計画と世界級リゾート開発は、県南部の活性化に大きな影響を与える可能性があります。スキーリゾートとしても有名な妙高高原エリアが、さらに国際的な観光地として飛躍することが期待されます。
まとめ
コストコとアウトレットモールの新潟進出に関する最新情報に加え、妙高高原での世界級リゾート開発計画まで、新潟県の大型開発計画を書きました。今後が楽しみです。
これらの施設や開発が実現すれば、国内外からの観光客増加も期待できます。新潟の街がさらに活気づき、国際的な観光地として飛躍することを願っています。