私が初めてコストコが新潟に出店すると聞いてから何年も近くが経ちましたが、その後、何年もコストコ新潟出店の話が全然進みませんでした。
2024年現在それが、いよいよコストコ新潟倉庫店の誕生にむけて動いているとされています。
ほかの群馬県、滋賀県にオープンし、コストコを誘致した市長や町長が離されているのは、とにかく足掛け10年はかかったとのこと。誘致するまで、相当な時間がかかるのが一般的です。
コストコが新潟に建設される場所は?
もともと噂されている場所は、鳥屋野潟の地域です。
新潟のコストコ噂の予定地は鳥屋野潟南部地区の東側に位置する場所で、日東道の北側にあるのは、スーパーセンタームサシ新潟店がある道路です。
その向かい側(西側)には、「住居・交流拡大ゾーン」と呼ばれるエリアが広がっています。この交流ゾーンにできるのではといわれています。
この交流拡大ゾーンにコストコ新潟倉庫店ができると噂されて何年が経ちますが、雑誌「財界にいがた」そろそろ現実的になってきたと明かされています。
2024年11月いよいよ新潟にコストコができるのではと話題になっています。記事の最後のほうに2024年9月の情報を追加しました。
コストコ新潟誕生までの今までの経緯
1月: コストコの調査員が鳥屋野潟で地質調査を実施
4月: 地権者との交渉があったという情報が出る
1月19日: 『新潟日報』が外資系倉庫型商業店舗(コストコと推測)の誘致構想を報道
10月: 燕市へのオープン噂が出るが、求人サイトの不具合と判明
12月: 市議会で鳥屋野潟南部開発計画について言及される
7月: 鳥屋野潟周辺の土地買収がほぼ完了し、出店の可能性が高まる
7月:加茂市への出店噂も浮上
11月:いよいよ議会で可決されてコストコ計画が確定か!?
2017年:コストコが新潟にオープンする噂のはじまりについて
2017年の10月に発売された地元新潟のゴシップ誌『財界にいがた』で、コストコが新潟に進出する記事が取り上げられました。
この雑誌の記事のタイトルを見たときには心躍りましたが、雑誌の内容を見てみると逆にコストコ新潟オープンはあまり進展してなく逆にがっかりする内容でした。
『財界にいがた』の記事によるとコストコの調査員と思われる人が、コストコ新潟出店のための調査で、鳥屋野潟の田んぼを地質調査してますとあります。2017年1月時点の地質調査の情報になりますが、今から地質調査して商業地区としてコストコオープンするまでに、どのくらい時間がかかるのか想像つきません。きっと早くて3年~5年とか。
地元業者の反対であったり、新潟市の協力が見えない中で、このころはコストコ新潟出店は、まだまだだなと感じていました。
2018年~ コストコが新潟にオープンする情報は何年も全然入手出来ていませんでした
コストコ社が『新潟の鳥屋野潟周辺に出店する計画があった』のも、『地権者との交渉があった』のも事実です。これを私が知人から知ったのは2017年4月。実は、建設予定地の山潟地区にPTA繋がりで知り合いがいたため、本当の話でした。
でも、この話がでてからが全然進展しません。途中、イオンや地元の業者が嫌がらせしているのではと噂もたっていました。
コストコジャパンの社長は全国に100店舗を目指しています。
コストコの日本支社である「コストコホールセールジャパン」の社長であるケン・テリオ氏が、千葉県で発表の場で2023年4月に今後について話されました。
2030年までに日本国内に60店舗以上を作ることを目指しているとも述べています。土地を確保するなどいくつかの問題はあるかもしれませんが、将来的には100店舗も考えられる可能性があるとも話しました。
コストコは順調ですね。
コストコが全くない四国地方や、店舗数が少ない九州地区、福島にできるのではと噂がありますが、これらの情報はあくまで非公開で噂話でしたありません。これらの地域は私の場合と同様に地元の地権者からしか情報はでてきません。
「ケン・テリオ」さん曰く、山形にオープンしたコストコかみのやま倉庫店がオープンしたときには県や市が全面的にバックアップしてくれたから、地元の支援のおかげでオープンできたと言われています。
コストコ出店のために新潟市の協力はあるのでしょうか?
果たして、コストコ社長の「ケン・デリオ」さんがどうしても欲しがっている新潟市長が積極的に外資企業のコストコを誘致をする協力はするでしょうか。
振り返るとコストコの話にいく前に新潟市はそもそも住むのも、食べるのも、自然と遊ぶには、とても素敵な魅力な地域。ですが、観光場所が全くありません。
じゃらんの新潟のオススメ観光地は以下のものです。私自身の感想ではありますが、残念ながら他県からぜひ来てほしいといった場所は全然ありません。
- 1位 瓢湖
- 2位 ピアBandai
- 3位 新潟せんべい王国
- 4位 萬代橋
- 5位 新潟県立博物館
- 6位 女池湯ったり苑
お隣の長野の観光地は?魅力的な全国的に知名度のある観光地が揃っています。
- 1位 善光寺
- 2位 地獄谷
- 3位 国宝松本城
- 4位 渋温泉
- 5位 野沢温泉
- 6位 軽井沢アウトレット
おまけにお隣の福島は?ここも魅力的な全国的に知名度のある観光地あります。
- 1位 スパリゾートハワイアンズ
- 2位 鶴ヶ城
- 3位 東山温泉
新潟が今一なのは観光場所だけではありません。先進医療のがん治療の陽子線、重粒子線の治療が受けられるのも、長野、福島、山形、群馬、と見事にお隣の県だけです。
アウトレット、コストコ、IKEA、東急ハンズもお隣の県に行くしかありません。新潟は県も市も観光や誘致には力をいれていないようなので観光客は他県に流れていきます。これらのことからも、コストコ出店は新潟市の協力がない可能性が高いです。新潟市の現状を考えるとここが一番無理だなと感じていました。
2018年情報 新潟にコストコができるのは、ほぼ確実か?
2018年1月19日に地元の新聞紙、『新潟日報』からニュースがでました。
内容は、外資系の倉庫型商業店舗(もろコストコでしょう)を新潟市が誘致する構想がある。しかも住居ゾーンに誘致する。
新潟市中央区の鳥屋野潟南部地区開発をめぐり亀田郷土地改良区(同市江南区)が、これまで「住居ゾーン」としてきたエリアに外資系の倉庫型商業店舗や物流センターなどを誘致する構想を持っていることが18日、分かった。
首都圏での大災害も想定した広域防災拠点としての機能を担う狙いがある。地権者でつくる団体にはすでに説明しており、新潟市も協力していく構え。
関連:新潟日報モアより
コストコホールセールジャパン社長の「ケン・テリオ」さんが不可欠と話されている『地元の協力』となる新潟市の協力が分かりました。しかも住居ゾーンともなれば、そう遠くない未来にコストコができるのではと期待してしまいます。山形の『コストコかみのやま倉庫店』の例でいえば、地元紙に取り上げられてから1年後くらいにはオープンしています。
これは期待できます。このときは大いに期待していましたが・・・・
2019年 残念すぎるコストコへの新潟店オープンが進まない
2019年10月には、一旦はコストコ新潟へのオープンについて進展が見られました。
しばらくは、全くコストコ新潟オープンの情報がありませんでしたが、新潟倉庫店オープンに向けて、建設の準備が始まってきているという情報がでてきました。ただし、またもやその後、コストコ新潟店のオープンが全く進んでいないとことが分かりました。
他県では、2021年愛知県名古屋市、栃木県壬生で次々とオープンしています。その陰には、やはり県知事や市長の力が大変大きいのが見てとれました。新しい企業を誘致して、県や市の商業地区を発展させ、他県からの観光客を引き寄せるような意気込みがある県知事や市長でないとコストコオープンは絶対無理です。
2022年10月 燕市にコストコがオープンする噂がでましたが間違いでした
コストコが新潟県燕市にオープンする噂がでました。求人サイトにコストコが載りましたが、実は求人サイトの不具合で一時的にコストコ求人の情報が載ったとのこと。やはり新潟にコストコができるのは、まだまだですね。
2023年1月コストコ新潟店への最新情報
2022年12月の議会答弁で少し触れられました。
新潟市は、鳥屋野潟に隣接する鳥屋野潟南部を整備する「鳥屋野潟南部開発計画」を進めています。鳥屋野潟南部の広大な土地(270ヘクタール)を以下の4つのゾーンに分けて開発しています。
- 「総合スポーツ」ゾーン 93ヘクタール
- 「ウェルネス」ゾーン 37ヘクタール
- 「国際文化・教育」ゾーン 86ヘクタール
- 「住居」ゾーン 54ヘクタール
この住居ゾーンに外資系の大型倉庫店(たぶんコストコ)が出店の噂が有ります。この住居ゾーンは快適性に特化した機能の整備を活かし、住宅地などの形成を図るとされています。
以前から新潟市の協力が分かりましたが、狙いは外資系の店舗(たぶんコストコ)を誘致することで、首都圏での大災害を想定した広域防災拠点を担う狙いがあります。4年前の中原市長のマニュフェストでもあり、しっかり進められていました。
この構想について2022年12月の議会でも改めて答弁で、倉庫型集客施設や物流施設を中心とした開発計画について検討を進めていると回答されました。
外資系の店舗(たぶんコストコ)=防災拠点として、新潟市はごり押しをする模様です。新潟市頑張ってください。反対する議員もいるため、ここからが勝負です。
外資系倉庫店が絶対にコストコとはいえませんが、中原市長も再選し、ここからの急な発展を期待。
「期待できる」2023年8月コストコ新潟倉庫店の最新情報
「財界にいがた」の2023年7月号に「コストコの最新情報」が載っていました。
再選した中原八一市長が「にいがた2km」とともに鳥屋野潟南部の開発に力を入れているとのこと。
ここでは、「住居・交流拡大ゾーン」は約54ヘクタールの広さを誇り、この地域でコストコができる可能性があるとのこと。「財界にいがた」の記事を見ていると、非常に期待がもてる内容でした。
2023年12月 コストコ商品専門店C.W Martがオープン
コストコ商品専門店が新潟に初めてオープンします。名前はCOSCO WHOLE MARTで10月中旬プレオープン予定でしたが中止となりました。その後、2013年12月にオープンいたしました。
コストコ再販店その名もC.W Mart 新潟ベースです。
私も1度行ってきましたが、この商品くらいならば、高いですし、あんまり行かなくてもいいなと感じました。
コストコ商品がいつでも新潟で手に入るのはうれしいですが、やはり、コストコ新潟倉庫店が早くできてほしいです。
いよいよコストコ専門店が新潟市内にもオープンしました。でも、本物のコストコがオープンしてほしい。
2024年7月 加茂市にコストコができるかも?
コストコが新潟にできる話はすすんでいません。もう噂になってから、10年近くがたちますが、もうここまでくると難しいのかもしれません。
最新の情報では「財界にいがた」からの情報で新潟県加茂市にできるとの情報もあります。市議会の資料でも明らかになっているため、検討はされているのは間違いありません。
ただ、もし加茂だとしても現状からすると、早くても2027年なのかなと感じます。
2024年9月 いよいよコストコが新潟にくるのでは?
新潟市が縦覧中の都市計画案によると、62,600㎡の敷地に「ガソリンスタンドを併設した国内外に店舗を展開している卸売・小売チェーン」の出店が予定されています. この表現は、コストコを指していると考えられます。
都市計画案の縦覧期間が終了する2024年9月には、計画の詳細が確定する可能性があります. これにより、長年の懸案だったコストコ新潟店の開業時期が見えてくるかもしれません。
新潟県の隣の県にはコストコがいっぱいあります。コストコフェアもあります。
今後、栃木県初として壬生町にコストコオープン、群馬県に2つ目のコストコがオープンしています。富山、山形、宮城にもコストコはあります。コストコがすべてじゃないので(涙)、コストコに行きたければお隣の県に行きましょう。
また、流行りのコストコ再販店も新潟の「キューピット、ムサシ、ひらせい」のようなスーパーやホームセンターで実施されており、大人気です。
私はやはりコストコフェアは少し残念なので行きません。感想は以下の記事にまとめています。
よく比べられるランドクラブ新潟との違い?
新潟には女池インター近くに『ランドクラブ』というコストコと同じく会員制の大型スーパーが存在しました。この『ランドクラブ』私もよく利用しました。特に大人数でのバーバキューをするときには、大量の材料が安く仕入れることができ重宝していました。
このランドクラブは新潟では残念ながら閉店しています。大量に商品を購入する、会員制といった点では類似しますが、コストコは全然違います。
私は大量に商品を安く買うためにコストコに行っていません。コストコの魅力は、とてもおいしく他店では手に入らない独自の食品。新潟にできたら、大混雑するでしょう。