新潟南高校は長い歴史と豊かな教育環境があり、卒業生たちの大学進学実績も素晴らしい学校です。特にここ10年の進学実績が伸びている高校です。
国公立大学の合格率は県内トップであり、主に新潟大学への進学が有名ですが、最近はさらに上位の難関大学にも多くの合格者を輩出しています。2023年度入学した高校生たちの情報を中心に、正確な情報をお伝えしていきます。
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- 新潟市在住
- 早慶上理の何れかの大学卒業
新潟南高校について
新潟南高校は、学力だけでなく、品行や人間性の成長にも重点を置いた学校です。
学校の周りには美しい信濃川が広がり、学びの場だけでなく心の豊かさも育むことができます。
また、多彩な文化・体育系のクラブ活動や行事が充実しており、文武両道である学問と体育・スポーツの両方をバランスよく育むことを本当に実践している高校です。
勉強では旧帝国大学を目指し、部活動も全国を目指す、まさに文武両道の高校になります。
2022年度から変更があった新潟南高校の入試試験について
新潟南高校の入試は、2022年度から学力試験のみとなりました。
以前は学校独自の独自試験がありましたが、2022年度からは新潟県の公立高校の学力試験だけとなりました。
独自試験の廃止
以前は100点の配点の独自試験がありました。内申点が悪くても独自試験の難しい問題とければ逆転できる可能性がありました。しかし、2022年度から独自試験が廃止されたため、内申点がさらに重要となったことを意味します。
学力試験対策
学力試験のみになりましたので、計画的な学習が必要です。早めに始めることで、焦らずに確実な実力を身につけることができます。
日々の学習計画を立て、定期的に復習を行いましょう。特に苦手な科目は重点的に取り組んで、理解を深めることが重要です。
中学校3年生時代の成績の目安
あくまでも目安ですが、合格した人の中学時代の成績がこのくらいの人が安定して合格してていました。
※定期テストは学校によって異なりますのであまり参考にならないかもしれません。
※理数コースを受ける人はこれより大きく上回る必要あります。
- 定期テスト 440点~
- 学校内実力テスト 400点~
- 新潟県統一模試 370点~
- 新潟県統一模試については、ほぼ全部S判定
当然、低い点数の人も合格できますが、2022年度の不合格者何人か知っていますが、統一模試でS判定を取ったことがあっても、数回に1回だけのような人が多かったと思います。
2022年度に合格できた人は、統一模試で毎回S判定を取る人が多かったです。
理由は、新潟高校や新潟南高校の独自試験がなくなったことで、数学と英語の入試内容が難しくなったことが挙げられます。
2022年度の数学と英語の平均点は、過去4年間で最も低く、特に数学は40点未満でした。新潟南高校レベルの人でも大分苦戦したと思います。
それでも、常に高い実力を持っている人は、難問にも対応できたのだと思います。
数学と英語で差がつきましたね。逆に理科・社会は南高校受けるレベルの人だと85点以上とれる人が多くミスは禁物ですが差がつきずらくなります。
新潟県統一模試では370点を目指したい
新潟県統一模試は自分の実力を把握する上で重要な試験です。この試験に能開の塾生は参加しませんが、特に12月近辺ではほぼほぼの受験生が参加するため、新潟市や県全体の順位を把握することが重要です。
新潟県統一模試は各中学校の定期テストや実力テストよりも難しく、新潟南高校を目指す場合は、最低350点以上を目指し、合格の確率を高めるためには370点以上が望ましいです。
2023年度 新潟南高校の統一模試でS判定をとるための点数
2023年度の統一模試でS判定(合格率80%)以上がでるボーダーは以下のとおりとなっています。
2022年度よりも問題が難しいこともあり、多少は低いですが、やはり余裕をもって370点近くをとれていると安心です。
- 第3回 314点
- 第4回 339点
- 第5回 336点
- 第6回 344点
- 第7回 339点
- 第8回 343点
2023年度 本番当日の点数の目標
以下は進研ゼミでの、あくまで自己採点の点とはなりますが、目安の点数となります。
油断できないライバル。勝負は夏休みです。部活ガチ勢に注意。
小学校や中学校でスポーツの部活動に取り組むことで、精神的にも鍛えられた子供たちは、受験においても人一倍の集中力を持ち、負けない根性が備わっています。特に新潟南高校の部活動を見ても、中学時代に活躍したエースやキャプテンが多く見受けられます。
部活動に熱中した後は、真剣に勉強に取り組む人が多く、数か月後には急激に成績を向上させる傾向が見られます。野球、サッカー、バスケのエースで根性ある子が多いと思ったほうが良いです。
新潟南高校の偏差値は66から69の間であり、他の受験生と比較しても各中学校で最上位の生徒が多く集まります。特に夏休みは時間が多くあるため、重要な期間です。
新潟南高校と併願する私立高校は?
新潟南高校と併願する私立高校は以下の場合が多いようです。
- 偏差値60 私立 東京学館新潟高校 特別進学
- 偏差値56 私立 新潟第一高校 普通
私立選びは非常に迷うかもしれません。ただ、新潟南高校を第一候補と考えているなら、私立はあくまで受け皿であると考えるのも1つです。
1月に先に東京学館の特別進学コースに合格します。ここは内申点の各教科の平均が4.0以上あれば、面接だけなため、ほぼ落ちることはありません。
加えて、2月に新潟第一高校を受験する場合、新潟南高校を受験する人であれば問題なく合格するはずです。とくに第一高校は1,200人受けて1,100人合格でき、偏差値も56の高校なのでまずは心配ないと思います。
新潟明訓の場合には新潟高校の受験生が多く受ける上に、800人受けて200人は落ちます。南高校の受験生の上位であれば問題ないと思いますが、あくまでも行きたいのは新潟南高校です。
新潟明訓は亀田にあることで通うのも難しくなる人が多いと思います。
東京学館、新潟第一と連勝してから気持ちよく受験するのも考え方の一つかもしれません。
新潟南高校の入試でのボーダーライン(合格ライン)
新潟南高校のボーダーラインがどのらい必要でしょうか。いろいろな情報を組み合わせると点数だけでいえば以下のとおりです。※あくまでも目安であり推測もあります。
普通科 :ボーダー350点、安全圏380点
理数コース:ボーダー520点、安全圏570点
新潟南高校を受験する人の内申点の中央値は115~120と言われています。
内申点が100前後の人であれば内申で15から20点のビハインドになります。本番で上記よりも内申の3:7を考えると20点から30点は本番のテストで頑張る必要があります。
2022年度の入試では、知ってる限りは、内申点が100点で本番が自己採点360くらいの人が最低ラインかなと思います。
新潟南高校の大学合格実績
大学進学実績 新潟南高校は卒業生たちの大学進学実績も素晴らしいです。
過去数年間のデータによると、総合大学や国立大学をはじめとする有名大学への進学率が高いことがわかります。
さらに、理系・文系を問わず幅広い分野で優秀な学生が活躍しています。以下のように現役で、これだけの実績を残せているのは新潟県で2番目に偏差値の高い高校であることからだと思います。
- 北海道、東北、大阪、名古屋 15人
- 早慶上理 12人
- 国立大(旧帝大+一工を除く) 181人
- GMARCH 85人
- 関関同立 32人
新潟南高校の合格実績はNSGが一番
新潟南高校への合格を目指す場合、NSG(新潟南高等学校予備校)がおすすめです。NSGは合格実績が非常に多く、その実績をもとにした信頼性のあるデータベースがあり、毎回模試時点での昨年度の合格した生徒と照らし合わせた指導ができます。
NSGでは生徒たちがクラス分けされており、レベルの高い生徒たちと一緒に学ぶことができるため、切磋琢磨しながら高い学習意欲を持つことができます。
過去の多くの合格者のデータを元にした分析が行われているため、過去の成功例を参考にしながら効果的な学習ができることもNSGの魅力です。NSGのサポートを受けながら、新潟南高校への合格を目指すことがおすすめです。