2016年の夏は史上最も暑い夏と言われていました。エルニーニョ現象の影響だったり、地球温暖化だったり色々な原因が言われていますが、日本だけでなく世界全体で暑くなっています。
2018年は2016年を超える暑さと言われています。
異常気象による季節外れの台風、豪雨による被害、夏の異常な暑さ。地球全体が変わってきています。
暑い日が続くときに気を付けたいのは、「熱中症」や「夏バテ対策」。
夏バテになると、体調を崩しつらいつらい夏風邪にかかる場合があります。
夏風邪は冬風邪と違い体力や免疫力が低下することで2週間から4週間と長い期間、発熱・下痢・腹痛などに悩まされることになります。
そもそも夏バテとは?夏バテの原因と対策は?
「夏バテ」ってよく言いますが定義は「食欲不振」や「睡眠不足」や「体のだるさ」のような夏におこる体調不良が「夏バテ」です。
夏バテの原因は以下のとおりとなります。
- 室内のエアコンによる冷房と外に出た時の気温差による自律神経の乱れ
- 夜の寝苦しさからの睡眠不足
- 高温多湿による発汗異常
夏バテ対策でスタミナをつけるなら昔から「ウナギ」
「夏バテ対策でスタミナをつけたいならウナギ」のイメージがありますが、ウナギは近年異常な値上がりをしています。
国内産の「うなぎ」が近い未来食べられなくなると言われていますので、私は昨年のうちにと名古屋名物「ひつまぶし」を食べに行きました。
国産のウナギは高くて手がない、けど安くて身が大きい中国産のウナギは以下のように評判がかなり悪いのが特徴です。
- 大きくするため成長ホルモン漬けのウナギ。食べたら子供にヒゲが生える。
- ウナギが死なないように抗生物質を多く含み、発がん性物質の塊
本当かどうかは分かりません。
ネット情報で誇張されている可能性も高いので何とも言えませんが、中国クオリティを考えると少なからず当たっている可能性もあります。
ちょっと中国産のような薬漬けは怖いので、「うなぎ」はあきらめるしかありません。
夏バテにはスタミナ満点の桃がおススメ
夏バテ予防に良いとされる食べ物は野菜、果物といろいろあります。キウイ、バナナ、山芋、きゅうり、梅干し、などなど。
色々と夏バテの食べ物があるなかで一番強力なスタミナ回復食材は桃です。
一見砂糖水だけのようで、可愛らしいお尻のような「桃」が「うなぎ」に匹敵するのは予想外。
「桃」にはスタミナ栄養素が抜群に多く含まれ、なんと、「うなぎのかば焼き」の1/4と同じレベルのスタミナ栄養素があるそうです。
桃の旬の時期は夏から初秋なので価格も落ちてきて、夏バテ予防の時期とタイミングバッチリです。
桃に含まれる栄養素ナイアシンとビタミンE
桃にはスタミナに欠かせないビタミンEとナイアシンが多く含まれます。
スタミナに欠かせない成分ビタミンE
ビタミンEは脂溶性ビタミンの1つで、活性酸素を退治してくれ老化防止にもなりスタミナ源には欠かせない栄養素です。
疲れに効果があるナイアシン
ナイアシンは糖質をエネルギーに変え夏の疲れに効くビタミンです。
桃とウナギの成分を比較してみると
これらの夏バテに欠かせないビタミンEとナイアシンが桃1個に、うなぎ1/4切れと同じくらい量のビタミンEやナイアシンが含まれています。
- 桃:Mサイズ1個(可食部) 200gの栄養
ナイアシン 1.2ミリグラム
ビタミンE 1.4ミリグラム - 鰻の蒲焼:25g(1/4切れ)あたりの栄養
ナイアシン 1.0ミリグラム
ビタミンE 1.2ミリグラム
他にも含まれる桃の栄養素
ナイアシンとビタミンEだけでなく、アントシアニンやへクチンも多く含まれるため抗酸化作用もあり、アンチエイジングや整腸効果も期待されます。腸が元気になります。
甘い甘いイメージの桃の糖は果糖なため血糖値も急激に上がらないため太りにくい性質を持ちます。
水分と果糖の組み合わせは熱中症予防にもなり、いいことづくしの最強の果物なんです。