1年のうちに秋の行楽シーズンがくると、もうすぐ冬がやってきます。最近は健康ブームもあり、トレッキングや登山が大人気です。私はトレッキングや登山で良く山に行きますが、しばしば見かけるのが熊出没注意の看板。それでも、私は年に何回かする山登りでは、いまだかつて熊に出会ったことありません。
熊に遭う確率は、しばしば山に行く人の場合には、万馬券並みの確率と言われています。万馬券といえば、そんなに低い確率ではないですよね。遭遇してもおかしくない確率です。
最近の熊の中には人食い熊もいるため、大変注意が必要です。回避方法はあるのでしょうか?
熊にもし出会ってしまった場合の撃退方法を北海道のバスガイドさんに教えてもらえましたので、紹介したいと思います。本州はツキノワグマですが、北海道はヒグマです。最強のヒグマを撃退する方法、興味がでますね。
実は私の知人で熊に襲われて年々も苦しんでいる人がいます。
私の知人で3年前に本当に熊に襲われた人がいます。
その知人は熊に爪で引っかかれため、数年たった今でも苦しめられています。熊に襲われた獣傷は何年経っても熱くなるため眠れず、抗生物質を今も毎日飲んでいると言っています。獣の爪には、さまざまな菌があり引っかかれた傷にその菌が入ってしまうため重症となります。
熊は九州では絶滅したと言われていますが、最近熊らしき動物が目撃されたとニュースになっています。生態系が変わり冬は冬眠するはずの熊がおなかを空かせて里に下りてくるとか。とにかく近年は熊のニュースが多く見かけます。
熊もいままでとは異なった生態系になってきているようです。
熊に出会った場合の回避方法をいくつか教えます。
熊と人間は保つべき距離があり、それを「臨界」と呼びます。この「臨界」は大体12メートルと言われており、この距離を超えて接近すると熊が攻撃してくる可能性が高い距離になります。特に熊に子供がいた場合には、この臨界は通じません。確実に親の熊が襲い掛かってきます。
それでは熊と遭遇してしまった場合に撃退する方法について紹介したいと思います。
熊からの回避1:会う前に鈴や大きな声を出して歩行する
熊の聴覚はとても優れていて、何キロか先の音を聞き取ることができます。
臆病と言われる熊に対しては、事前に大きな音を立てて人間がいることを伝えるのは効果抜群です。熊除けの鈴はただのオブジェではなく、かなり効果的です。しかし、最近のツキノワグマは人を食べることが遺伝子にインプットされているため、鈴の音を聞くと逆に寄ってくるという情報もあります。これは秋田県の一部の熊の情報なため、やはり音を立てるのがとても有効です。
熊からの回避2:木に登る
熊に出会った場合に木に登って逃げるのは、全く意味ありません。熊も木を登る上に、人が木に登るスピードなんて遅いため。引き釣り下ろされて瞬殺されてしまいます。
運よく逃げてくれる場合も考えられますが、危険回避率は低くなります。そもそも、簡単に人は木の上に登れないため、現実的ではないです。
危険回避率 5%
熊からの回避3:死んだふり
熊に死んだふりするのは、全然意味がありません。なぜなら、熊は心臓音を聞き分けることができるため、死んだかどうかは分かってしまいます。熊にマウントポジションをとられてボコボコにされる可能性もでてきます。危険回避率は木に登るのと変わりません。
危険回避率 5%
熊からの回避4:ダッシュで逃げる
熊に遭ったら一目さんに逃げるのはどうでしょう。熊は本気で走れば、時速40キロにもなります。一番早い熊は時速60キロにもなるとか。人間ではスピードは圧倒的に負けます。ウサインボルトでも一瞬で追いつかれるレベルです。
逆に動物に対して背中を見せたら、追いつかれて殺される可能性が高くなります。よく言われるのが、熊は下りの坂に弱いとも言われていますが、それでも人間に比べれば数倍も早い速度です。
もしかしたら、熊は追いかけてまでこない可能性もあるため、危険回避率は高くなります。
危険回避率 50%
熊からの回避5:熊と目を合わせて後ろずさみ
熊と目を合わせて後ろずさむのは、熊に出会ったときの一番良い対応方法と言われています。怖くても絶対に目を逸らさす見つめて後ろずさみしてください。猿に出会った時も同じです。目をそらさずに逃げてください。猿も目をそらした瞬間に襲い掛かってきます。動物はみな同じです。
危険回避率 80%
熊からの回避6:ベルトをブンブン振り回す
バスガイドさんから教えてもらった熊を回避する究極の技です。本当に効果があるのかは分かりません。もしベルトをしていたり、長い紐があれば思いっきり振り回してみましょう。
蛇と勘違いし、熊が逃げるかもしれません。この説は根拠がありませんが、最悪の手段として有効かもしれません。長野県や山梨県で、熊に出会った際にドロップキックをしたら熊が逃げた例をあります。ダメ元で戦う姿勢を見せるのが一番、危険回避できる可能性がありそうです。
危険回避率 ??%