コストコ、全国に多くの倉庫店を出店し、独自の品揃えは多くの人を魅了し続けています。しかし、残念ながら現在、四国地方にはコストコの店舗がありません。本記事では、四国へのコストコ出店の可能性と課題について書いていきたいと思います。

コストコが四国にできる噂がでてきています。コストコ四国誕生に向けた噂をまとめていきます。
四国へのコストコ出店計画の現状


これまでの出店計画の経緯
四国地方へのコストコ出店は、長年多くの人々の願いでした。しかし、これまでの経緯を見ると、なかなか四国への出店にむけた話が進んでいませんでした。
過去には四国および近隣である岡山県、香川県、愛媛県での出店計画が浮上しましたが、いずれも実現には至りませんでした。特に、香川県では好立地な場所が少ないことが原因で、進出の可能性は低いとされてきました。
一方で現在も、愛媛県は香川県と岡山県の中間地点でもあり、オープンが検討されているという情報もあります。しかし、具体的な計画はまだ明らかになっていません。



以下は岡山県にコストコが誕生する記事について書いた内容です。


愛媛県東温市へのコストコの誘致計画が明らかに
2024年9月27日、愛媛県の中村時広知事は臨時会見を開き、米国系会員制スーパー「コストコ」を東温市に誘致する活動を進めていることを明らかにしました。
コストコ誘致活動の経緯と現状
誘致活動は4〜5年前から始まっていました。候補地として東温市内の約8ヘクタールの土地が検討されています。2023年の秋には、コストコの幹部が実際に愛媛県を訪れ、候補地の視察を行ったとのことです。
コストコの出店に向けて、農地の転用や住民説明会の実施に向けた手続きも進められています。これにより、地域住民の理解を得ることが重要視されています
知事の強い意気込み
中村知事は会見で「必ず呼んで来られるよう東温市と一緒に全力でアプローチを続けたい」と強い意欲を示しました。ただし同時に「まだまだ決まった訳ではない」とも述べており、現在も交渉が継続中であることを強調しています。
立地の魅力
東温市は松山市に隣接しており、新たに開通した「東温スマートIC」により交通の利便性が大きく向上しています。県と市は、この優れた立地条件を活かして協力しながら誘致活動を展開しています。
四国の各県の状況
四国の4県それぞれの状況を見てみましょう。
- 香川県
高松市が出店条件を満たしているとされていますが、具体的な計画はありません。 - 愛媛県
松山市も出店条件を満たしており、西衣山駅付近での噂もありましたが、実現には至っていません。 - 徳島県
徳島県でもコストコの出店に関する噂が広がっていますが、2025年1月時点では具体的な出店計画は確認されていません。最新の情報では、徳島県知事がコストコ誘致に向けた活動を行っているとのことですが、まだ具体的な進展は見られないようです。 - 高知県
出店の可能性は低いと考えられています。
四国周辺のコストコ商圏
四国からのアクセスが比較的容易なコストコ店舗の商圏範囲は以下の通りです。今現在はコストコが岡山県の赤磐市にできる可能性が高いとされています。
- コストコ神戸:神戸市、北・東播磨、徳島県をカバーしています。
- コストコたつの(2029年開店目標):中・西播磨、但馬、岡山県、鳥取県が商圏となる予定です。
- コストコ広島:広島県・島根県・愛媛県・山口県東部をカバーしています。
- コストコ岡山:岡山県・香川県・広島県福山市・東予地方・鳥取県・高知県が商圏となる見込みです。
愛媛県東温市へのコストコの出店条件
コストコは店舗出店にあたり、いくつかの条件を設けています。四国で以下を満たすのはなかなか厳しいといえます。
- 高所得層マーケット
- 半径10kmの人口が概ね50万人以上
- 企業が多い地域
- 敷地面積:15,000坪以上(ガスステーション用地敷地含む)
- 建築面積:約4,500坪
- 用途地域:準工、商業、近隣商業(売り場面積1万m2超)
- 駐車場収容台数:800台以上
- 車のアクセスの良い物件
これらの条件を満たす場所が四国にあるかどうかが、進出の可能性を左右します。
四国の主要都市とコストコ出店の可能性


四国の主要都市について、コストコ出店の条件を満たしていて、出店される可能性を検討してみたいと思います。
松山市(愛媛県)
松山市は愛媛県の県庁所在地で、人口約51万人(2024年現在)を擁する四国最大の都市です。コストコの出店条件である「半径10kmの人口が概ね50万人以上」をかろうじて満たしています。また、松山空港や松山港があり、交通の便も良好です。
高松市(香川県)
高松市は香川県の県庁所在地で、人口約42万人(2024年現在)です。単独では50万人の条件を満たしませんが、周辺市町村を含めれば可能性があります。四国の玄関口としての地理的優位性もあります。
徳島市(徳島県)と高知市(高知県)
両市とも人口が30万人前後であり、コストコの出店条件を満たすのは難しいと考えられます。
愛媛県東温市への出店の噂について
2024年になって、愛媛県東温市へのコストコ誘致の噂が急に出始めました。東温市は松山市の東に隣接する人口約3.3万人(2024年現在)の小規模な市です。
噂の背景
東温市単独ではコストコの出店条件を満たしませんが、松山市に隣接しているため、松山市を含めた商圏人口で考えると可能性が出てきます。また、東温市には広大な平地があり、コストコの必要とする大規模な敷地を確保しやすい可能性があります。
交通アクセス
東温市は松山自動車道の川内インターチェンジがあり、高速道路へのアクセスが良好です。これはコストコの出店条件の一つである「車のアクセスの良い物件」に合致します。
噂の信憑性
現時点では、東温市へのコストコ出店は公式に発表されたものではなく、あくまで噂の段階です。しかし、SNSなどで話題になっていることから、地域住民の関心の高さがうかがえます。
四国へのコストコ出店の課題
四国へのコストコ出店には、いくつかの課題があります:
- 人口密度:四国全体の人口は約380万人(2024年現在)で、日本の総人口の約3%にすぎません。コストコの出店条件を満たす地域が限られています。
- 物流コスト:本州からの商品輸送にかかるコストが高くなる可能性があります。
- 競合店舗:既存の大型スーパーやショッピングモールとの競合が予想されます。
- 初期投資:新たな地域への進出には大きな初期投資が必要となります。
四国住民のコストコへの期待


四国の住民がコストコの出店を望む理由は多岐にわたります。
- 卸売価格でお得に購入できる
- 厳選されたおすすめ商品が揃っている
- 海外へ行ったようなプチトリップ感覚で買い物が楽しめる
- 会員になっても、近くにあれば十分に元が取れる
- テレビで見る芸能人の楽しそうな買い物風景への憧れ
現状では、四国の住民がコストコで買い物をするには、本州まで渡る必要があります。これには多くの時間と費用がかかるため、気軽に利用することができません。四国にコストコができれば、これらの課題が解決されるため、多くの人が期待を寄せています。
四国でのコストコ出店の影響
もし四国にコストコが出店した場合、以下のような影響が予想されます:
- 地域経済の活性化:大型店舗の出店により、雇用創出や周辺地域への経済波及効果が期待できます。
- 消費者の選択肢拡大:これまでになかった商品やサービスが提供されることで、消費者の選択肢が広がります。
- 競合店舗への影響:既存の大型スーパーやショッピングモールは、競争激化に備えて戦略の見直しが必要になるかもしれません。
- 交通への影響:大型店舗の出店により、周辺道路の渋滞増加などが懸念されます。
まとめ
四国へのコストコ出店の可能性は、完全に否定されるものではありませんが、現時点では具体的な計画は発表されていません。東温市の噂も含め、これらの情報はあくまで推測や憶測の域を出ていません。
愛媛県知事が積極的に誘致されていることが新聞で明らかになったことは、非常に心強いです。
しかし、四国の住民のコストコへの期待は高く、特に松山市や高松市など、比較的人口の多い都市圏では、将来的な出店の可能性は残されていると言えるでしょう。
コストコの日本における店舗展開計画や、四国の経済状況、人口動態などの変化によっては、将来的に四国への出店が実現する可能性もあります。今後も公式発表や関連情報に注目していく必要があります。


