私がWebサイトの運営で5年間近く利用している、レンタルサーバー「ロリポップ」が平成26年10月から大幅にパワーアップしました。
ロリポップは170万人以上の人が利用している大人気のレンタルサーバーです。
私はレンタルサーバー「ロリポップ」について、最近ずっとパフォーマンスに不満があり、別のレンタルサーバーへ移設することを検討していました。
ロリポップのレンタルサーバーを使うメリットは、安い導入費と低額な月額の維持費でサイト運営ができます。
これから試しにサイト運営していきたい人には最適です。
ロリポップの弱点は、サーバー処理が遅く、サーバーの転送量の上限が他レンタルサーバーよりも低いため、1日数千PVくらいのアクセス数になると処理が極端に重くなります。
Webサイトの表示の遅さはサイト運営では致命的
私が利用しているロリポップのサーバーは特に夜間の時間帯でサイトが重くなり、ロリポップのサポートデスクに連絡して遅い原因を調査してもらったりすることが何度もあります。
結局、なぜ遅くなったか原因が不明なため、対応もとれません。
Webサイトの表示の遅さはサイト運営では致命的です。
遅いだけでも致命的ですが、アクセス集中などによって503エラーが発生しWebサイトが見れなくなってしまうこともありました。
これは大きな機会損失になります。せっかく見に来てくれた人を全部返してしまうことになります。
私は、別のレンタルサーバーのXSERVERへの移設を検討していました。
ロリポップサーバがサーバー環境の改善と革新的な技術の導入されました
ロリポップから平成26年の10月に以下のメールがきました。
これまで、ロリポップ!の最上位プラン「エンタープライズ」で提供してきた新サーバー環境を、順次すべてのプランで提供する。
新しいWebサーバーでは、マルチコアCPU、6コア12スレッドの合計24スレッド採用。
データベースサーバは高速SSDを使用。さらに、上位プランを選択すると利用制限が緩和され、より快適な環境で利用できる。
この技術改革により、ロリポップのサーバーでのWordPressの表示速度がなんと37倍になるとのことです。
平成27年から順次新サーバーになりました。「スタンダードプラン」以上の人ならすぐに移行可能
スタンダードプランの人ならすぐに、このハイスペックサーバーへ移行可能とのことで、私も早速新サーバーへ管理画面より移動してみました。
サーバーの移動は数分から1日程度要しますとメッセージが。1日は困るなと思いながら、遅かれ早かれ新サーバー移設は必要なので実行。
すると5分くらいで移設完了のメールがきました。移設の5分間はサイトが真っ白でエラーになるので深夜がいいと思います。
サイトの表示が体感できるレベルで早くなりました
早速、私のWebサイトを表示してみると体感できるくらい劇的に早くなっています。
ブログ更新するときのWordPressの管理画面も含めて、信じられないくらいキビキビ、サクサク画面が展開します。
ロリポップは値段が安く、管理画面を含めて初心者の方にも便利なツールが充実しています。
これに加えて、このレスポンスであればロリポップで十分だと感じました。
ロリポップのサーバーの問題は遅くなる時間帯があるということ。これは解消してません。
大幅に早くなったロリポップサーバー価格安いので手ごろに導入できます
サイトの運営であれば、月額250円や500円で本格的にWebサイトの運営が始めれるロリポップサーバーがおススメです。
ドメインさえ取得していればサイトのサーバー引っ越しはできます。ロリポップの低価格でまずは運営をしてみてください。
大幅に早くなったロリポップサーバー価格安いので手ごろに導入できます
平成30年5月からはコンテンツキャッシュの機能も追加され、キャッシュを利用することで、サイトの表示が大幅に早くなります。
特にWordPressなど、アクセスの度に表示内容を生成する動的なウェブサイトでは、アクセスがある度にウェブサーバーでの処理を行う必要がありますが、コンテンツキャッシュを有効にすることでウェブサーバーでの処理を省けるため、表示速度の向上が期待できます。
また、ウェブサーバーが処理するアクセス数が減るため、多数のアクセスが集中するウェブサイトを運営していて、同時アクセス数の上限を超えてしまいウェブサイトにエラーが出ることが多い方にもおすすめです。
ロリポップの評価について、以前までの評価は非常に低いものでした。
いまは、ロリポップサーバーも改善されており、安価で簡単にサイト運営ができるロリポップはとてもおすすめです。
サイトへのアクセス数が1か月10万PV超えたあたりから、他の高速サーバー業者へ移転を考えてもいいかもしれません。
他の高速サーバー業者にすると、速度は改善されるかもしれませんが、ロリポップのような維持費での管理は無理で、高額な月額利用料を払う必要があります。