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【保険で騙されてませんか?】保険の代理店手数料が平成28年5月から開示義務化された。

平成28年5月29日から改正保険業法を実施され、保険の販売代理店(保険ショップ等)が販売手数料を顧客に開示することが義務となりました。

これにより、例えば保険の代理店がアフラックの商品を扱っていた場合、顧客が保険の代理店経由でアフラックの商品を契約したとします。

すると、アフラックから保険の販売代理店に支払われる販売手数料を顧客に開示することが義務化されました。

保険商品ごとに、どのくらいのマージンが保険代理店に流れているか知ることができるようになります。

これは、保険の販売店がマージン(販売手数料)が高い商品ばかり勧めていないか非常に重要な情報が分かることになります。

【金融庁が発表した手数料記載の報告書提出、保険ショップに義務付け】

手数料記載の報告書提出、保険ショップに義務付け 金融庁案

金融庁は2015年2月18日、改正保険業法の施行規則と監督指針案を公表し、2016年5月末に施行すると発表した。

これは、複数の保険商品を扱う大手の保険ショップ(乗り合い代理店)への販売規制と言われている。保険ショップが手数料に偏った販売をしないように監視を強めるのが狙いで、保険会社からの販売手数料の報告を義務づけるほか、扱っている保険の内容を顧客が比べやすい仕組みの導入を求める内容となっている。


今までも例えば、メットライフ生命は保険販売店への販売手数料は少ないといった、ざっくりとした情報は知っていました。

ただし、具体的な販売手数料まではネット上の噂でしか分からなかったため、非常に気になっていました。

以前に、FPに保険の相談をしたときに、東京海上のあんしん生命をやけに押してきた違和感がありました。

今後は違和感だけでなく、数字で分かるようになるので販売手数料目当てでないか分かるようになります。

関連:元日本生命の部長に聞いた驚きの大手生命保険会社の保険には入るなという警告。

目次

なぜ、このような保険の販売手数料を開示する改正保険業法が実施されるか

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なぜ、保険代理店の販売手数料を開示するように改正されたのか?

理由は簡単です

「FPが紹介する保険代理店が、複数の保険商品を取り扱っているので公平に商品を紹介する」が全て嘘で、世の中の騙される人が多かったため、このような改正保険業法が実施されるのです。

保険販売店の利益が多くなるような保険をすすめられることを防止するために改正が決まりました。

このような保険業法が法改正されるくらいなので、いままで、いかに騙され消費者が不利な立場であったことが分かります。

以前、記事にしましたが私は、基本的に保険会社や保険代理店を信用していません。その理由は以下で書いています。
関連:私は保険会社や代理店が大嫌い。私が嫌いな理由を3つ挙げてみた。

これからの保険ショップでの保険加入の仕方

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この改正保険業法により、保険代理店や保険ショップで感じていた「保険商品をすすめられるときの1~2社への偏り疑惑」が私は大分解消される気がします。

15社もの保険会社を扱っているのに、なぜか1つの保険商品に集中した紹介となり、いつも疑いながら聞いていました。

今後は、保険ごとの販売手数料が分かることで利益中心主義のFPや保険代理店がいた場合判断ができるようになります。

銀行や保険代理店は販売手数料を開示することで辛くなります


逆に、銀行や保険代理店はつらくなります。

例えば、販売手数料が高く、ドル箱だった〇〇会社の保険商品。

いままでは単純に手数料の高い保険商品に誘導したとしたら、少なからず保険販売手数料を開示することで、露骨な誘導ができなくなるからです。

保険については保険ショップや保険会社に寄付しているのと同じ


たとえば、毎月保険に5,000円払っていたとして、そのうちの7割~9割(3,000円、4,000円)は保険ショップや保険会社に寄付していると考えたほうがいいです。

一生で考えてみると、毎月1万円を保険に40年間払うと480万円になります。

480万円の保険商品は、手数料のほとんどが保険会社や保険ショップにお金が流れているため、100万円くらいの価値しかななくなるイメージです

保険商品の売買は高利益になります。そのため、保険会社や保険代理店はCMや広告や契約した人に高額の商品券を配ったりできるのです。

保険商品は、当たり前ですが、これらの経費がいくら増えても、保険会社が損しないように保険料が計算されています。その負担をするのが私たち契約者になります。

損と分かっていても金持ちでない限り保険の加入は重要です。

それでも、生命保険や医療保険に加入することは万が一のために重要です。

騙されないように、知識を身につけて間違っても販売店の人の言うなりに加入しないことが重要です。

「保険は意味がない」といった極端な意見を言って、人をひきつけようとする生命保険もコンサルが存在するので、こちらも注意が必要です。

世の中、騙しあいばかりで嫌になりますね。

参考:【評判悪い】生命保険・医療保険!保険コンサルタント後田亨氏の話は信じないこと!

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