平成28年1月日銀のマイナス金利発動が発表されてから、1ヵ月が過ぎようとしています。私がよく読む雑誌やネットの記事もマイナス金利の特集が多く組まれています。
特にマイナス金利で下がった「住宅ローンの金利低下でお得」のような記事が各誌大きく取り上げられていますね。
私も平成28年2月から住宅ローンの2回目の借り換えを虎視眈々と狙い、銀行訪問や資料請求を徐々に初めていました。
ただ、今はまだ調査の段階で、もう一段金利が下がるとされる3月の実行金利を見てから実際の交渉に入るつもりです。
この長期金利や住宅ローンの低さは異常で平成28年2月の銀行の住宅ローンの金利も歴史的水準です。
ただ、私は3年前に借り換えしたばかりで、前回もかなりの低金利だったため金利差があまりなく大きな削減にはなりません。
平成28年3月の実行金利が一部公表されました
通常3月の実行金利は2月末にならないと公表されません。私もイオン銀行の窓口に行って確認しましたが、公表はされていませんが、下がると回答いただきました。
日本経済新聞では、一部の銀行で住宅ローンの3月の実行金利が発表されました。
一部の銀行で公表された3月の住宅ローンの引き下げ情報
今、わかっている平成28年3月の各銀行の住宅ローンの金利です。予想通り、平成28年2月を大きく下回る金利となっています。10年固定で0.5%は今まででは考えられない低さです。
みずほ銀行
- 10年固定金利 0.8%(前月から0.25%下がる)
住信SBIネット銀行
- 変動金利0.568%(前月から0.11%下がる)
- 10年固定0.59%(前月から0.2%下がる)
三井住友信託銀行
- 10年固定金利 0.5%(前月から0.2%下がる)
住信SBIネット銀行の10年固定の金利が0.59%です。新生銀行・イオン銀行・じぶん銀行は住信SBIネット銀行といつも金利の水準が同じくらいなため、これらの銀行も3月の実行金利は0.59%になると予測できます。
三井住友信託銀行は10年固定の金利を0.5%にしてきました。
今後の住宅ローンの借り換え戦略
変動金利や短期固定・長期固定、フラットも軒並み下がります。
ここまで下がれば、あとは下がる余地が極めて少ないと思われるので、平成28年3月に住宅ローンの借り換えをし、また数百万円住宅ローンを圧縮したいと思います。
私が今回も狙うのは、同一銀行内での住宅ローンの借り換えです。他の銀行に借り換えると、保証料や印紙税、司法書士への報酬等の諸費用がかかり、トータルではプラスになるもののメリットが少なくなります。
同一銀行での借り換えであれば事務手数料の32,400円で済むため、借り換えで数百万円の圧縮が可能となります。前回同様に今回も同一銀行での借り換えを狙いたいと思います。