『ソフトバンクの携帯を購入すると、本体代金を一括0円にします。そのかわり「みまもりケータイ」と「photovision」に加入が必要です。「みまもりケータイ」と「photovision」は2年間使用料金は無料です。』こんな販売員の説明に本体代金の残価がなく、0円で購入できるのならとついつい買ってしまうケースが多いようです。これにはソフトバンクの大きな罠があり注意が必要です。
「みまもりケータイ」と「photovision」の注意点
これには注意が必要で、確かに2年間使用料はかからないのですが、これらの機種代金の分割が利用料金と同じように発生してきます。
みまもりケータイ 割賦払い
月額 490円 × 24回 = 11,760円
フォトビジョンTV 割賦払い
月額 890円 × 24回 = 21,360円
合わせると33,120円の機種代金が2年間で発生します。
端末代金の残価が0円なのに、別に33,120円が発生しては、本当にこれらの商品が欲しいのならお得な買い物をしたことになりますが、必要なく安さだけならやめておいたほうがいいと思います。
解約も25か月後の更新月を逃すと(26か月目以降も)キャンセル料が発生するので忘れずに手続きが必要となります。
これは「みまもりケータイ」と「photovision」は個々で電話回線を単独で新規回線が必要なため携帯1つとこれらを買うと、単純に3回線持つことになります。ソフトバンクの回線数が劇的に増えて、端末代金が安いと思ってしまう顧客も取り込める、ソフトバンクの狙いは悪質ですね。
「みまもりケータイ」と「photovision」のキャンセルについて
携帯電話を店頭で購入した場合には同意書も記入し、電気通信サービスに関するもの(契約事務手数料・基本使用料・通話料など)はクーリングオフの対象にはなりません。(ソフトバンクHP抜粋)
通信契約についてはキャンセルできないこととなっています。従って、説明を受けていないというだけではキャンセルはそもそもできません。
私は「photovision」のキャンセルできました
「みまもりケータイ」はそもそも子供のために購入しようと思っていたので良かったのですが、「photovision」は明らかに使用しないため、私の場合購入当日は内容が分かっていませんでしたが、9日後に「photovision」の端末残価があることが分かり、家電量販店にクレームをして「photovision」の返品だけすることができました。
通常は上述のとおりキャンセルできないのですが、「みまもりケータイ」の分はこちらで飲む代わりにと向こうが説明不足と非を認めたことから攻勢し、何とかキャンセルできました。かなり大変でした。
知らないスマホのキャリアだと聞きなれないサービスが多く、MNPでは購入時に仕組みをすべて把握することは難しいですが、自分が納得いくまで内容を聞かないとダメだと反省しました。