家でノートパソコン(Windows10)を起動したら、以下のような文字で青い画面(ブルー画面)が表示されWindowsが起動できなくなってしました。前日まで普通に使えていましたので、急なエラーにとまどいました。
Recovery
Your PC/Device needs to be repaired
The Boot Configuration Data file is missing some required information.
File: \Boot\BCD
Error code:0xc0000034
You’ll need to use recovery tools. If you don’t have any installation media(like a disc or USB device),contact your PC administrator or PC/Device manufacturer.
このエラーについては、WindowsがBootされる前にこの画面が表示されてるため、これ以上は先に進めません。突然の出来事で本当に困りました。
最近は全然使わなくなったWindowsパソコン。それでも困る理由は?
最近は私の生活ではiPad ProかiPhoneがあるので、全然ノートPCは使わなくなりました。私がノートPCを利用する用途は以下のシーンだけです。きわめて限定的になりました。
- DVDを読みとったり、書き込んだり
- ブログの最後の更新での調整とパソコンでの表示確認
- 年賀状の印刷
「ネットサーフィン、動画鑑賞、写真、メモ、雑誌を見る」のようなパソコンを使った以前の行動のほとんどがiPad ProやiPhoneが十分に満たしてくれます。iPadProであれば操作もサクサク、ヌルヌルでWindowsと違いストレスなくできます。
Windows10の回復は時間と手間がかかります
ドライバ原因、WindowsUpdate原因、ディスク障害を含めてOSがWindowsであればブルースクリーンとなることはあり得ます。このようにWindowsが起動しなくなった場合は、物理的にディスクが壊れた理由でなければ回復ディスクから起動しWindowsを修復することができます。
Windows8やWindows10からは回復ディスクはDVD等のメディアではなく、USBデバイスから起動することができます。USBメモリさえあれば、事前に回復ディスクは簡単に作成することができます。原因によってはこのUSBメモリがあれば簡単にWindowsを修復し元通りにすることができます。
「回復ドライブ」・「システム修復ディスク」からの復旧については以下のページが参考になります。
私の場合、怠慢によりパソコン購入時に修復ディスクを作っていなかったので、結構大変だと思ったので、まずはパソコンショップで簡単に修復できるか聞いてみました。
パソコンショップに修理の依頼をしてみると高額な見積もりが!
回復ディスクや修復ディスクがなかったので、ひとまずパソコンショップに修理依頼をしてみことに。
パソコンショップに修理した場合の金額を確認の問い合わせをしたら、HDDが壊れていない場合でも最低で1万6,000円は作業費で発生するとのこと。最近のPCは Lenovoやマウスコンピューター等、5万円を切っても高性能なPCが多い中、さすがに1万6,000円以上は出せません。
パソコンショップはあきらめて、自分で復旧することにしました。
パソコンは自分で復旧することにしました。
お金で解決しようとしましたが、あまりの修理費の高さに驚き、自分で復旧することにしました。
手順1:友人のPCで回復ディスクを作成
回復ディスクを作るためには正常なWindows10の端末が必要です。私は今回の壊れたパソコン以外はパソコンをもっていませんでした。そこで、友人のパソコンを借りて使わせてもらうことにしました。
友人のパソコン(Windows10が搭載されている)を借りて、Windows10の回復ディスクをUSBメモリに作成しました。作成の仕方はこちらが参考になります。USBメモリもっていなかったので、32GのUSBメモリを700円で購入しました。
友人のPCが私のPCと同じWindows10である必要があります。作成時間は思ったよりかかり3時間くらいかかりました。
手順2:Windows10を修復ディスクで起動する方法
手順1で作成された修復ディスクを使用して以下の手順を実施しました。
- 回復ドライブから起動すると「キーボード レイアウトの選択」画面が表示。
- 「キーボード レイアウトの選択」画面が表示されたら「日本語」をクリック。
- 「オプションの選択」画面が表示されたら「トラブルシューティング」をクリック。
- 「トラブルシューティング」画面が表示されたら「詳細オプション」をクリック。
- 「詳細オプション」画面が表示されたら「スタートアップ修復」をクリック。
これで修復するとネットに書かれていましたが、「修復できませんでした」のエラーメッセージが表示され失敗しました。再度、別にチャレンジしてみました。回復ディスクで修復する方法です。
手順3:回復ディスクから起動する方法
手順1で作成された修復ディスクを使用して以下の手順を実施しました。
- 回復ドライブから起動すると「キーボード レイアウトの選択」画面が表示。
- 「キーボード レイアウトの選択」画面が表示されたら「日本語」をクリック。
- 「オプションの選択」画面が表示されたら「トラブルシューティング」をクリック。
- 「トラブルシューティング」画面が表示されたら「詳細オプション」をクリック。
- 「詳細オプション」画面が表示されたら「システムの復元」をクリック。
私のPCでバックアップされた「システムの復元ポイント」が表示されるので、選んでみましたが「修復できませんでした」のエラーメッセージが表示され失敗。
また、失敗です。
手順4:回復ディスクから起動する
修復がうまくいかなく、最後の手段でコマンドプロンプトでWindowsのブート修復に使うコマンドである以下を実行してみました。
- トラブルシューティング]を選択します。
- [コマンドプロンプト]を選択します。詳細オプション-コマンドプロンプト
- コマンドプロンプトが表示されるため、順番に 「bootrec /fixmbr」 「bootrec /fixboot」 「bootrec /rebuildbcd」 を入力しそれぞれ実行。
このコマンド後に正常にWindowsが無事、起動することができました。いざというときにWindowsの回復ディスクは作っておかないと大変なことになりますね。