テレビや雑誌で話題の『ブロッコリースプラウト』。最近、よくスーパーの野菜コーナーの一角で見かけるよになりました。
昔はスーパーで見かけたことありませんでした。『ブロッコリースプラウト』は大人気の野菜で、全国的に3年前に比べて出荷量が4倍に伸びる驚きの注目野菜です。
このブロッコリースプラウトの人気の秘密は驚くべき栄養価の高さにあります。そもそも「スプラウト」という言葉には意味があります。
『スプラウト』という言葉は植物の新芽のことを言い、豆や種を少しだけ発芽させて食用にした野菜となります。
新芽といって分かりやすいのは、身近なもので『もやし』や『カイワレ大根』です。
野菜は新芽になる過程が一番栄養価が高くなると言われています。それは、種の栄養成分が豊富に含まれるからです。
ブロッコリースプラウトの驚くべき栄養素。うつ病とがん予防にもなります。
ブロッコリースプラウトには、カルシウム、ミネラルといった6大栄養素と併せて、豊富な食物繊維が含まれています。
これだけでも十分に栄養価が高いですが、ブロッコリースプラウトの栄養素で特に注目を浴びているものが多くの含有量がある『スルフォラファン』です。
ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンとは?
スルフォラファンについては、ブロッコリースプラウトで有名な村上農園のホームページに記載されています。
スルフォラファンとは、ファイトケミカル※の一種でブロッコリーに微量に含まれており、ピリッとする辛みのもととなる成分です。
参考:スルフォラファンとは?
そのすぐれた解毒作用や抗酸化作用から、様々な疾病予防効果が報告されています。
うつ病、糖尿病、胃がん、肝臓がんの予防になるとされていて、「スルフォラファン」は最強の抗酸化物質と言われます。あくまでも予防の効果があるだけで、罹患してから効くわけではありません。
ブロッコリースプラウトは家で簡単に水耕栽培で育てれます
ブロッコリースプラウトは家で簡単に水耕栽培で育てることができます。
スーパーでブロッコリースプラウトを買うと、ちょっとした量だけでも100円近くします。人気が高いため価格設定が高くなっています。
人気があるだけで育てるのは簡単です。ブロッコリースプラウトの種を買って家で育てれば、安く手間がかからずいつでも毎日食べることができます。
ブロッコリースプラウトは種を植えてから1週間から10日間で育ちます。家で育てるとすぐに収穫して食べることができるお手軽さも売りです。
家での野菜栽培が初めての人にも簡単に育てれます。それは栽培キットを買うことです。
人気のブロッコリースプラウトを簡単に育てることができる初心者用セットが売られています。
私もこれをネットで購入し育て始めました。
このセットを使って1度育てた後でも、種だけ買えば繰り返し育てることができます。種だけであればさらに安く購入することができます。私が以下の栽培セットを購入しました。
ブロッコリースプラウトを家で水栽培する方法。注意点がいくつもあります。
『ブロッコリースプラウト』を家で育てるときに注意しないといけないのは、1日1〜2回は、こまめに水を取り替えることです。
水を取り替えるときには、少なくなった分の水を足すのではなく、腐った水は全部取り替えましょう。特に気温の高い日や夏には1日2回の水交換は絶対です。これをしないと根が腐ってきます。
ブロッコリースプラウトを育てていて一番気になる点は、水が腐ってくることで濁り、栽培キットから物凄い異臭がするようになります。
こんな臭い野菜が本当に食べれるのかとても不安になるくらい強烈な臭いです。
栽培中のブロッコリースプラウトが臭くなる場合の対策について
ブロッコリースプラウトを水耕栽培で育てていると気になるのは、水が臭くなり部屋中に異様な臭いが漂います。
この嫌な臭いを防ぐためには、30年以上も前から園芸家の間で絶大な支持を得ている『ブロックシリコ』をいれるのがオススメです。
ブロックシリコを水にいれると、臭いが全然気にならなくなります。
ブロックシリコは水を腐りにくくして、植物や野菜に無害で水中の雑菌をしてくれるだけなので、食べろのも安心です。
ブロックシリコは天然の多孔質の粘土。イオン交換作用を持つため水中の雑菌や不良物質を吸着し、逆に16種もの豊富なミネラルを水中に放出します。
根が吸収しにくい養分を分解して吸収しやすくしたり、光合成を助ける、成長促進してくれます。
参考:ブロックシリコの効能
ソフトシリカ ミリオンA 500g ブロックシリコ
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これ一袋買えば、相当な量があり1年は持つくらいの量があります。
ブロッコリースプラウト栽培の時期について
ブロッコリースプラウトを育てるのに適した季節があります。基本的に家で育てれば、一年中問題ありません。
それでも、寒くなり室温が低下する冬の栽培は、なかなかうまく育ちません。室内でも20度前後の温度が必要です。育てるのであれば、春、夏、秋が良いでしょう。